2009年8月期は、国内経済情勢の悪化から消費の低迷が長引き、外食市場全体で厳しい過当競争が続くなかで、当社は、食材の調達から商品の提供までを一貫して管理するバーティカル・マーチャンダイジングシステムの技術力を一層高め、業務の効率化と生産性の向上を図り、収益力の向上と経営基盤の強化に継続して取り組んでまいりました。また、商品力や店舗サービスの強化に努め、集客力の高い都市エリアを中心に国内40店舗を新規出店しました。その結果、当期の業績は、連結売上高883億23百万円(前期比4%増)、営業利益91億68百万円(同22.2%増)となりました。売上高は、過去最高額となり、創業以来37期連続の増収となり、営業利益は過去最高益となりましたが、デリバティブ解約損を計上したことにより、当期純損失48億96百万円となりました。
これまで生産性の向上による収益力の強化に取り組み、生産と物流のコストコントロールや販管費の改善の施策を進めてきましたが、ここに来ての円高が寄与し、その成果が数値にはっきりと反映されてきました。
今後も、組織の活性化や生産管理技術の向上に取り組むことで利益体質を強化し、既存事業の強化を図るとともに、将来の事業の柱として海外事業の展開および新業態(ファストフード、ファストカジュアル)の開発に取り組んでまいります。
株主の皆様におかれましては、サイゼリヤの施策をご理解の上、今後とも格別なご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- 左/代表取締役社長
堀埜 一成
Issei Horino
- 右/代表取締役会長
正垣 泰彦
Yasuhiko Shougaki