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これからの話

サイゼリヤが目指すもの ~ロマン実現にむけて~

イタリアの食文化を日本中にひろめる。外食産業をほんとうの産業にする。ロマンにむけてサイゼリヤは今も走り続けています。私たちが向かっているところ、取り組んでいるところを紹介します。

店舗

目指すのは、自分の住む街を描く子どもの絵に当たり前のように描かれるような存在。皆さんが毎日食べる食を提供する身近な店でありたい、と考えています。そのためにはまだたくさんの課題があります。レストラン「サイゼリヤ」はコンビニエンスのように全国津々浦々に店舗を出すには、まだ投資コストが高い。お客様に関係しないバックヤードスペースを今の半分に。省エネ化を進めランニングコストを半分に。製造業のエンジニアリング技術を投入して店舗設備の再構築を進めていきます。そして新しいTPOSを提供する新フォーマット店舗。レストラン「サイゼリヤ」よりさらに来店頻度が高く、モーニング・ランチを中心とした小商圏の新フォーマットのために「売り方」を開発中です。

商品

サイゼリヤが目指す商品は「毎日食べて」「飽きずに」「健康的になる」商品。
飽食の時代とされる現代では、過食や栄養バランスの悪い食事を原因とする成人病が問題になっています。外食は栄養が偏った食事=不健康と認識されてきましたが、サイゼリヤはその認識を覆す健康的な商品を提供していきたい、と考えています。その為には「揚げ物」は扱わない。「揚げ物」は旨みが閉じ込められる上、油のコクがプラスされるため一口たべて「美味しい」と感じる料理。そこにちょっと強めの塩分が加わればビールが進むでしょう。しかし、その食事を続けて体によいはずがありません。サイゼリヤは一口食べて「美味しい」と感じる料理は追及せず、野菜を多く食べられる料理の開発を進めています。味を薄くすると目立つのが、食材そのものの善し悪し。だから種まで遡る。メニューブックの見た目は同じままでも、新しい素材開発が繰り返し進められていきます。

組織・人材

サイゼリヤは’94年大卒の定期採用開始から15年以上大卒の大量採用を続けています。その数約1700名。店舗が全国に散在しているチェーンストア業態では、全員が一堂に集うことは難しい。だから、人材の育て方、組織の在り方は規模拡大に合わせて様々な工夫をしてきました。店舗数が国内外合わせて1000店舗を超える現在、もっとも重点的に取り組んでいる課題は、 スペシャリスト候補の育成と経営幹部の育成。製造直販業として多くの職種を抱えるようになり、様々な職種を経験できる機会も増えました。自社の海外工場や海外店舗など多様な機会を有効活用し、配転教育の機会とすることで、将来を担うスペシャリストの育成を進めています。組織図は年に2度大きく見直され、ダイナミックに動いていく。組織と人材の流動が会社に常に新しい風を入れ、大きく動かす原動力としていきます。

事業戦略

2011年11月サイゼリヤは世界中で1000店舗に。店舗数4ケタはここ数年の目標でした。しかし、サイゼリヤは4ケタに満足しません。外食業としてもっと社会貢献度を高めるには日本国内で新フォーマットとあわせて、3000店舗以上は必要、と考えています。その規模は日本マクドナルドと同規模。外食業のオピニオンリーダーとなることで、そのビジネスモデルは真似される存在となり、外食業全体がムダなくお客様が求める商品を切磋琢磨して提供する業界となるでしょう。そして全世界では2025年までに店舗数5ケタへ。チェーンストアならではの「計画生産」の仕組みを世界中に拡大し、どんな時も「食」の品質と供給量を安定させる。そのために情報システムの整備や、加工技術の開発、栽培技術の確立、新品種の開発など技術のレベルアップを図っています。

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