サイゼリヤでは、東日本大震災の復興支援の一環として、仙台若林地区にトマト農場を始めます。
今まで品種改良を進めてきたトマトや、開発中の栽培方法などあらゆる技術を持ち込み、実験&研修トマト農場として、3年を目途にサイゼリヤの基幹トマト農場を目指します。
場所は、仙台若林地区六郷。津波により水田が海水に浸水した地域です。震災から3カ月経ち、大きな瓦礫は取り除かれはしましたが、未だに海岸線に植えられていた防風林の大きな松の幹があぜ道に寄せられています。
若林地区でレタスなどを生産していた菊地守さんが、サイゼリヤに賛同し、トマト農場の現地責任者になりました。菊地さんから、トマト農場の様子を随時レポートします。
現地責任者として、仙台市若林区在住の菊地守さんが就任。長年自分の畑を持ってレタス栽培などを行うかたわら、地元の生産者を取りまとめるなど精力的な活動を行ってきた菊地さんは、サイゼリヤが仙台でトマト農場用地を探していることを聞き、サイゼリヤに賛同し、参加を決意。畑の整備にむけた準備や現地従業員の雇用にむけて奔走。
トマトハウス建設のために、田んぼの整地を開始。