驚きのおいしさと価格

驚きのおいしさと価格について、サイゼリヤのこれまでの取り組みをご紹介します。

世界一おいしいサラダは、地中海の食文化が根付いたニースの「サラダ・ニソワーズ」(ニース風サラダ) と言われています。
レタス、トマト、オリーブ、魚介などを使ったボリューム感のあるサラダです。

ニースを訪れたとき、はじめにサラダから食べる様子に驚きました。当時の日本には、まだないスタイルでした。はじめにサラダを食べると、その後の料理がさらにおいしくなるからです。食を知り尽くした豊かな地域の食習慣でした。

この健康的で豊かな食事のスタイルを日本にも広めたい、と思いました。
「まずはサラダから」には、サイゼリヤのそんな思いが込められています。 

おいしいサラダを届けるために、サイゼリヤは“未来への投資”として、まだ18店舗だった頃に福島県・白河の地に農地を取得しました。イタリア野菜が育つ環境と同じ緯度に位置し、標高800mの冷涼な気候と豊かな水に恵まれたこの地で、レタスの栽培が始まりました。

2000年には、白河高原に東京ドーム約62個分(総面積280ha)の土地を購入。みずみずしく味の良いレタスを安定して届けるため、苗づくりから自社で行い、契約農家に配布する体制を整えました。

この取り組みは、品質だけでなく、農業の持続性や国内生産の未来にもつながるものです。私たちのサラダは、苗づくりから始まり、生産者とともにこれからも進化を続けていきます。

はじめてサイゼリヤのサラダを頼んだお客様が、まず驚かれるのはそのボリューム。ひとりでも満足、シェアしても嬉しいサイズで、食事のスタートにぴったりな前菜です。

私たちは創業当初から「サラダのおいしさ」に挑戦し続けてきました。野菜の鮮度はもちろん、味の決め手のドレッシングは自社オリジナル。程良いコクと酸味が特徴で、あとに続く料理のおいしさを引き立てるよう作られています。

「まずはサラダから」。それは、楽しい食事の始まりとして、サイゼリヤが自信をもっておすすめする一皿として提案し続けています。