INTERVIEWS

サイゼリヤを通して
イタリアを
もっと身近に

前田 公佑

商品開発部/マネジャー 2010年入社

前田 公佑

PROFILE

大学ではイタリア語を専攻し、留学も経験。また、アルバイトもイタリア関係の仕事を選ぶなど、イタリア好きが高じていったという。就職活動は、英語とイタリア語を活かせることを軸として、商社などを検討。イタリアで検索をした際にたまたまサイゼリヤがヒットし、調べていくうちに興味を持ったという。特に「食の探求」や「加工技術」など、商品開発の考え方に面白みを感じて、入社を志望した。

現在の仕事内容

商品開発部では、販売するメニューの全体設計を行っています。イタリアの家庭料理をモデルとして、「食べて健康になれる」「多くの人に受け入れられる味」を目指して商品を開発しています。メニュー改定や季節限定で販売するといった新商品の開発の他、既存商品の改定も仕事の一つ。味の面だけでなく、店舗と工場の連携を見直したり、店舗作業をより楽にしたり、お客様だけではなく、従業員や会社にとってもメリットになるように改良を行っています。

仕事のやりがい

原料をどこで仕入れ、どうやって加工し、どのように店舗に届けるのか。商品開発は、様々な部署が関わる仕事であり、それをスタートの部分から携われることは、大きなやりがいにつながっています。その分、各フェーズにおける知識が必要であることが難しいですが、お客様のお口に入るまでをプロデュースできることの面白さは、商品開発ならではだと思います。新商品がリリースされる際、お客様や従業員の反応をいち早くチェックするのですが、すぐに店舗で確認できるのは、サイゼリヤだからこその面白みだと思います。

印象的なエピソード

商品部に異動になる前は、看板商品であるドリアのソースやハンバーグを作るオーストラリアの自社工場で、6年間勤務していました。何のスキルもない状態で着任しましたが、そこで体当たり的に商品開発、原料調達、物流、設備更新など、色々な業務に挑戦させてもらいました。工場でどのように商品がつくられて出荷されるのか、そこにはどんな工夫があるのか、それらを自分の目で見て学べたことは、とても良い経験になりました。そのおかげで、現在の仕事をするうえでも、全体の流れをイメージしつつ各部署と協力しながら業務を進めることができていると思います。

SCHEDULE

ある1日のスケジュール

  • 09:00

    出社。メールや各案件の確認。テスト販売商品のデータ収集など。

  • 10:00

    新商品の試食や既存商品の調理工程の検証などを行う。

  • 12:00

    ランチ。午前中の試食を昼食にすることも。

  • 13:00

    企画会議にて、チームで担当案件のプレゼンやアイデア出しを行う。

  • 16:00

    会議の内容を取り込みながら企画書をつくる。

  • 18:00

    退社。週2、3日はサイゼリヤへワインを飲みに行く。

今後の目標

創業以来、サイゼリヤは約50年以上もかけて、イタリアの食文化を日本に広げてきました。ワインやピザが気軽な日常のものであることを伝え、サイゼリヤを通してイタリアがもっと身近になってきていると思います。ですが、イタリアにはまだまだ知られていない豊かな食事があります。それが日常の食事の選択肢の一つになるように、日本国内の未出店地域も含めて、世界中に食事の豊かさを伝えるための出店ができるようにしたいです。そのためにも、まずはもっとイタリアを知って、日本の皆さんにイタリアを出し尽くしていきたいですね。現地を見学できる制度もあるので、そういったものも積極的に使っていきたいと思います。

皆さんへのメッセージ

サイゼリヤでの仕事は、大変なことも多くあります。ですが、それがすごく楽しく感じられる瞬間というのがあるんですね。それは、楽しそうに食事をするお客様の姿を見たり、感謝のお言葉をいただいたり、仲間同士で「今日は頑張ったね」と言い合ったり、私が店舗で働いていた時はそのようなことが本当に楽しかったです。楽しいと感じられるポイントを探せるかどうかが、仕事を続けていくうえでは大事かなと思います。もちろん、それは入社してから発見することが多いのですが、サイゼリヤにはたくさんあると思いますよ。ぜひ、説明会や面談で話を聞いてみてください。